SFのジャンルが好きです。
映画でも、読書でも。
個人的にですが、違う業界でご活躍された人が書いたSFは、そんな味わいがあって深いと思います。
今は、詩人とも言われた方が書いたSFがお気に入りです。
例えば、未来の時代のご老人が、タイムマシンを使って、
過去の時代で死を迎える直前の作家を呼ぶ話。
ご老人は、人生をかけて書いてきた本の原稿を処分してしまうのです。
自分には才能がないと思えたから。
そして、本を書く才能がありそうな人を見つけるのですが、
その才能がある人は300年前の人。
ご老人は、別の人にタイムマシンを作らせ、過去の世界から作家を連れてくるのですが、
最初はその作家は訳も分からず、いろいろと理解できずにいます。
でも、自分の墓石を見せられ、これから辿る死という運命の前に、
自分の命を残す作品を書かないかと説得されるのです。
その時に登場する、青と白の炎のような不思議な色をした花、月の裏で咲いていた花も作家の心に訴えかけます。
いろいろとあって、本を書き上げた作家は、過去の時代に戻され、亡くなるのですが、
亡くなる直前の彼の話は、周りの誰も信じてくれません。
ただ、彼のお墓には花束がそっと供えられるようになります。
それは空から降ってくるようで、いつのまにか現れては、
夜明けには、青と白の炎のような色を見せ、いつのまにか消えてしまうという儚い花束です。
不思議な後味があると思いませんか?
今回ご紹介するのは、違う時代でもサマになりそうな個性的な時計です。
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