今から1100年ほどの前の都で、菅原道真(すがわらのみちざね)というすごく優秀な方がいました。
でも、優秀だったので出世したのを妬まれて、謀反を計画しているという噂を立てられてしまったのです。
優秀だったから学問の神様とされ、
左遷されてから都では異常気象がおこったのが
彼の怒りと思われ、気持ちを静めるために神様とされた菅原道真公。
ここまでは良くある話、ここからが不思議だと思った話です。
菅原道真は疑われたせいで、九州の大宰府(だざいふ)に左遷されてしまうのですが、
旅立つ前に庭の植物に別れを告げたそうです。
すると、梅の木は九州まで彼を追いかけて飛んで行き、
桜の木は悲しみのあまり枯れてしまい、
松の木も途中まで飛んで行ったと言われています。
でも、松の木は兵庫県神戸市の辺りで力尽きたそうです。
今は雷に打たれ、なくなっています。
梅の木は、菅原道真を祀る太宰府天満宮で「飛梅」として、大切にされています。
今でもこのご神木には花が咲いたり、実を使って梅干しが作られています。
意外な話が歴史に混じっていて面白い。
そんな太宰府天満宮は、菅原公の生誕1125年目の式年祭に向けた
本殿の建て直しのために、今は「仮殿」になっています。
「仮殿」のデザインも、なかなか個性的で現代らしい気がしました。
「仮殿」を見て、千年前と現代との接点を感じながら、のんびりしてみたいです。
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